こんにちは!
中学受験って、塾で本当にいろんなことを教えてくれますよね。一方で、最近ふと思うのです。
これ、全部本番で出るわけじゃないよね…?
もちろん、学んだことに無駄はないし、知ってて損はない。でも一方で、「これは超頻出!覚えなきゃ絶対にヤバい!」っていうものと、「うーん、これは一応出るかもレベル?」ってものがある気がするのです。
今回はそんな、「受験頻出問題の見分け方」について考えてみました。
当然、塾としては網羅が基本。だけど…
塾のカリキュラムはとても精緻で、出題可能性があるものは網羅的にきちんとカバーしてくれます。つまり、すべての単元を漏れなく教えてくれるのが塾。もちろんこれは本当にありがたいことです。
でも、実際の入試本番では、出やすい分野・出にくい分野があると思います。これは6年生になったら教えてくれるものなのだろうか…。
頻出問題の見分け方、どうする?
では、どうやって頻出問題を見抜けばいいのか。塾に丸投げしてもいいけど、親としても少しは知っておきたいところですよね。
そこで、我が家で意識しているポイントをいくつかご紹介します。
過去問に出ている頻度を見る
やはり、過去問はすべての情報の宝庫。志望校の出題傾向だけでなく、「どの単元が何回も出ているか」を見るだけで超ヒントになります。
たとえば、
- 社会の地理→都道府県の特産・農業・気候
- 理科→水溶液、てこ、ばね、浮力、月の満ち欠け
- 算数→割合、速さ、図形の面積
など、何年も繰り返し出題されているテーマは要チェックです。
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Z会中学受験シリーズ 入試算数の頻出75問 [ Z会編集部 ]
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組分けテストや合不合判定テストの出題傾向
塾のテストにも「頻出の型」があるんですよね。例えば、早稲アカの組分けテストで何度も出てくる分野って、その塾が「これは絶対に押さえておくべき」と考えている部分だと思います。つまり、塾のテストが実は出題優先度のヒントになっている?と。
教材のボリューム感をチェック
実は、テキストの分量にもヒントがあると思っています。何ページも割かれている単元、繰り返し宿題に出る単元、確認テストで毎回出る単元…。こういった単元は「頻出フラグ」と言えるかもしれません。
全部を完璧に…は非現実的
中学受験は、出題範囲が広い。でもリソースは有限です。我が家の場合は、「全部を完璧に」は幻想だと思っています(笑)大事なのは、「どこを重点的にやるか」という取捨選択のセンスだと割り切って、精神的な余裕にもつなげていこうとしています。
まずは「基礎から」が大事
とはいえ、「頻出問題だけやればいい」。そんな魔法はありません。当然ながら、しっかり全体の基礎を固める。その上で「優先順位」を見ていくのが王道かな、と思っています。全部をやるために、全部をやらない勇気も必要ということですね。
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