こんにちは!
中学受験をしていると、どうしても親が勉強に関わる場面が増えます。宿題を見たり、丸付けをしたり、ときには解き方を説明したり。気がつけば、子供の隣に座って一緒に問題を考えている、なんてことも珍しくありません。
でもそれって逆効果なこともある…??
今回はそんなお話です。
つい教えたくなるのが親心
分からない問題にぶつかったとき。子供が苦戦していると、つい口を出したくなりますよね。
- ここはこう考えるんだよ
- この公式を使えばいいんじゃない?
親としては助けているつもりですし、時間も限られているので、つい正解への近道を示したくなる気持ちに陥ります。実際、我が家でも何度もそういう場面がありました。
でも最近、「もしかするとそれ、逆効果なのかもしれない」と感じることが増えてきました。
親が教えすぎると起きること
いろいろな教育の話を見ていると、興味深い指摘があります。
勉強を教えない親のほうが、子供の成績が伸びるケースも多い というもの。
最初は意外に感じました。でもよく考えると、少し納得できるところもあります。親がすぐに教えてしまうと、子供はどうなるか。
- 分からなければ聞けばいい
- 誰かが答えを教えてくれる
- 自分で試行錯誤する必要がない
こうした状態が続くと、自分で解こうとする姿勢が育ちにくいのかもしれません。
正解よりも大事なもの
勉強をしていると、どうしても正解に意識が向きます。問題は解けたのか、点数は取れたのか。受験が目的であれば、もちろん結果は大切です。
ただ、その正解にたどり着くまでのプロセスこそが、本当の学力をつくっているのではないかとも感じます。試行錯誤して、間違えて、もう一度考えて、やっと分かる。その経験が積み重なって、次の問題に向き合う力になる。
親が途中で答えを渡してしまうと、その大事なプロセスが短縮されてしまう。短期的には効率が良く見えても、長い目で見ると力が育ちにくいのかもしれません。
親の役割はあくまでも伴走者
とはいえ、完全に放置するのも違います。受験勉強は量も多く、子供一人で管理するには大変な部分もあります。
だから最近、意識しているのは役割の整理です。
- 学習環境を整える
- スケジュールを一緒に考える
- 努力を認めて声をかける
親がやるのはこの程度。
一方で、このあたりは、できるだけ控える。
- 問題の解き方を細かく教える
- すぐに答えへ誘導する
親は先生ではなく伴走者。横で一緒に走る存在でありたいと思うようになりました。
我慢もまた親の仕事
正直に言えば、これはなかなか難しいです。子供が長く悩んでいると、ついヒントを出したくなるし、「そこ違うよ」と言いたくなる。
でも、少しだけ我慢して待つ。考えている時間を邪魔しない。すると、たまにですが、子供が自分で「あ、分かった!」と言う瞬間があります。そのときの表情を見ると、「やっぱりこの時間は必要だったんだな」と思わされます。
主体性は、静かに育つ
中学受験は親の関与が大きい世界ですが、最終的に問題を解くのは子供自身です。試験会場に入ったら、そこに親はいません。だからこそ、自分で考え、自分で突破する力を少しずつ育てていくことが大切なのだと思います。
教えないことは、手を抜くことではない。むしろ、ぐっと我慢して見守るという、少し大人な関わり方なのかもしれません。
横でペースを整えながら、ときどき励まし、ときどき見守る。その距離感を大事にしながら、今日もまた一緒に走っていきたいと思います。
*** ご覧いただきありがとうございました ***