こんにちは!
中学受験を経験する家庭では、よく「受験は母親の戦い」と言われます。
この言葉、何気なく使われがちですが、ふと立ち止まって考えてみると疑問を感じる部分もあります。確かに母親が子供を支える場面は多いですが、受験は家族全体のプロジェクトであるはず。母親だけに責任がのしかかるのは少しおかしい気もしますよね。
母親が担う役割の多さ
現実として、母親が担う役割は多いです。
たとえば、
- 勉強の進捗管理
- 塾への送迎
- テストの申し込み
- 体調管理や生活リズムのサポート
これらが日常的に積み重なると、「母親が主軸」という構図になりやすいのは事実です。
家庭全体で役割分担する方法
中学受験は母親だけが取り組むべきものではなく、家族全員で協力することで負担を分散させられます。
我が家で実践している役割分担の一例を紹介します。
父親の関与
テストの結果分析や中学校の情報収集は、父親が担当することが多いです。「数値やデータの解釈は好きだから」とのことで、本人も楽しんで取り組んでいるようです。
また、普段の塾への送迎や、休日の組分けテストやカリキュラムテストの送迎も父親が担っています。
子供の自立を促す
4年生の頃からスケジュール管理を自分でさせる練習を始めました。忘れ物があっても基本的には自分で対処するというルールにすることで、娘自身が成長する機会になります。
受験は誰のため?
もうひとつ大切な視点は、「受験は子供のため」ということ。母親が頑張りすぎてしまうと、いつの間にか子供の挑戦ではなく、母親のプロジェクトになりがちです。
受験は子供自身が主体的に取り組むべきもの。だからこそ、親がやりすぎないことも大切だと思います。
過程前提でのサポートを
「母親の戦い」と言われる中学受験。
でも、家庭全体でサポートすることで負担を軽減し、家族みんなで挑むという形にすることができます。
母親が頑張りすぎず、家族全員で一歩ずつ進んでいくことが、受験を成功に導く鍵なのかもしれません。
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