こんにちは!
最近、学校説明会や文化祭でいろんな学校を訪れる機会が増えてきました。いざ行ってみると「え、こんな辺鄙な場所にあるのに、なんでこんなに偏差値が高いの?」なんて思うことありませんか?(笑)
そもそも、学校のレベルってどうやって決まっていくんでしょう。例えば大学の附属校なら、この大学にエスカレーターで進学できる、というブランド力があります。でも、そうじゃない新設校が気づけば、人気校=難関校になっているケースって結構あるんですよね。
今回はそんなお話です。
学校のレベルは、生徒が決める
学校の学力レベルは、入学してくる生徒の学力によって決まります。つまり、最初から学校自体にレベルがあるわけではなく、集まる生徒たちの層が、そのまま偏差値を形づくっていくのだと思います。
例えば、カリキュラムが斬新だったり、進学実績がじわじわ伸びてきたりすると、「この学校いいかも」と思う受験生が増える。そこに学力の高い子が集まれば集まるほど合格ラインは自然と上がり、偏差値はどんどん上昇していく。そんな構図なんだと思います。
評判のスパイラルが偏差値を押し上げる
そして、一度人気が出ると、「あの学校に行けたらすごいよね」という評判がさらに優秀な子を呼び込みます。逆に、評判が下がれば、どんなに立派な校舎や立地が良くても、なかなか受験生は集まりません。
つまり学校のレベルは、先生の指導力や立地条件ももちろん大事ですが、最終的には、保護者や塾の間でどう評価されるか。という口コミの影響が実はとても大きいのではないかと思っています。
新設校が難関校に化ける理由
開校当初は名前も知られてなかったのに、気づけば難関校になっている!という例もありますよね。
これにもいくつかのパターンが考えられます。
- 学校側が進学実績に徹底的にこだわった
- 塾側が「この学校いいですよ」と積極的に紹介した
- 制服やキャンパスの魅力で人気が集まった(意外とこれも強そう)
こうした要素が重なって、最初は、普通レベルだった学校が、気づけば難関ラインに食い込むこともあるのだと思います。
学校のレベルは、校舎の場所や伝統の長さではなく、結局は、そこに集まる生徒たちの学力で決まります。そして、その流れをつくるのは保護者や塾の評価、口コミ。
我が子の進学先を考えるうえでも、今の評判だけじゃなくて、これからどう伸びていくかにも注目してみたいと思いました。
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