こんにちは!
先日知人からこんな相談を受けました。
「うちの子が突然、中学受験したいって言い出してね…」
我が家が本格的に中学受験の道に踏み出したのは、1年半ほど前。まだまだ受験のベテラン家庭でもなければ、中学受験という戦いを終えた家庭でもありません。偉そうなことは何ひとつ言えません。それでも1年半やってきたなかで感じるのは、やはり「中学受験をする」という選択にはある程度の覚悟は必要だということ。
今回はそんなお話です。
生活は、受験を中心に回り始める
あくまでも我が家の例ですが…。
中学受験を始めてまず感じたのは「あ、これは生活が変わるな」ということです。それまで平和に回っていた平日の夜、週末の予定も、外食やレジャーも、中学受験に関連する予定でびっしりになります。そして家族の会話もだんだんと勉強や塾の話題が増えていきます。
つまり、生活の中心が中学受験に変わっていきます。これは本当に想像以上に影響が大きいです。
そしてもうひとつ。中学受験は、本当にお金がかかります。入塾時の費用に始まり、毎月の授業料、テキスト代、テスト代、季節講習費。6年生になると、さらに出費は増えるようです。
覚悟というのは、気合だけじゃない
改めて考えてみると、正直「軽い気持ちでは無理だな…」と思っています。もちろん、家庭ごとに考え方も予算も違うのは大前提ですが、いろいろなことが途中で苦しくなることもあるかもしれません。
ここでいう覚悟というのは、なにも「毎日10時間勉強!」みたいな話ではありません。むしろそうではない。「子供が受験をしたいと思ったときに、親として何ができるか」、「家族の時間やお金の使い方を、今までとは大きく変える必要があるかもしれない」…。そういう現実的な視点を持てるかどうかの覚悟なんだと思います。
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やってよかったと思える日がきっとくる
我が家もまだまだ道半ばですが、この1年半で、子供の姿勢が変わってきたのを肌で感じています。前よりも「できるようになりたい」と思うようになったし、自ら机に向かうようにもなりました。その変化を間近で見られることは、親として本当に幸せな経験だと思っています。
もしこれから中学受験を考えている方がいれば、どうか焦らず、でも真剣に。受験するということは、子供だけでなく親も試される時間かもしれません。
我が家も、まだまだ迷いながらの道のり。でも、家族でこの時間を共有できることは、きっと将来、かけがえのない思い出になる。そんなふうに信じながら、今日もまた頑張ろうと思います。
*** ご覧いただきありがとうございました ***