こんにちは!
中学受験の勉強をしていると、「読解力が大事」と何度も何度も耳にします。
実際、国語だけでなく、算数の文章題や理科・社会の記述問題でも「文章を正しく理解する力」が求められます。
この「読解力」を鍛えるために、やはり読書習慣はとても大切だと思います。小さい頃から本を読むことで、語彙力や思考力が自然と身につきますし、中学受験にも良い影響を与えることは間違いなさそうです。
読書が中学受験に与える3つのメリット
語彙力が増える
中学受験の国語では、「言葉の意味を知っているかどうか」が大きなカギになることも少なくありません。説明文でも物語文でも、知らない単語が出てくると、そこでつまずいてしまうこともあります。
読書を通じて多くの言葉に触れることで、自然と語彙が増えていきます。読書中に、「これってどういう意味?」という会話が自然と為されることが多いです。
特に、「慣用句」「ことわざ」「四字熟語」などがよく出てくる本を読むと、中学受験の国語にも直結しますよね。
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読解力がつく
長文を読むことに慣れている子と、そうでない子では、文章を理解するスピードに差が出ます。読書習慣があると、「文の構造をとらえる力」や「要点をつかむ力」が鍛えられ、テストの長文問題でもスムーズに読み進められるようになるようです。
また、物語を読んでいると、登場人物の気持ちを想像する機会が増えます。これは中学受験の物語文の読解問題で問われる「心情理解」にもつながります。
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知識が広がり、社会や理科にも強くなる
読書は国語のためだけではなく、社会や理科の知識を増やすのにも役立ちます。
例えば、歴史に関する本を読んでおけば、社会の歴史分野がスムーズに頭に入りますし、科学に関する本を読んでおけば、理科の知識も自然と身につきます。
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読書習慣をつけるためのポイント
子供が興味を持つ本を選ぶ
無理に「勉強に役立つ本」を押しつけるのではなく、子供が「面白い!」と思える本からスタートするのが大事かもしれません。
親も一緒に読む
特に小さい頃は、親が読書を楽しんでいる姿を見せると、子供も自然と本に興味を持ちやすくなります。
毎日10分でも本を開く習慣をつける
いきなり長時間読ませるのではなく、「寝る前の10分だけ読書タイム」など、少しずつ習慣化すると続きやすいです。
読書は「一生ものの力」になる
受験勉強だけでなく、読書を通じて身につけた語彙力・読解力・知識は、大人になってからも役立ちます。もちろん、いきなり本が好きになる子ばかりではありませんが、まずは楽しみながら読める本を見つけて、無理なく続けることが大切です。
「勉強のために本を読もう!」ではなく、
「面白いから本を読んでいたら、気づいたら受験にも役立っていた!」という流れがすごく理想ですよね。
読書の習慣は、中学受験においても、その先の人生においても、大きな財産になります。少しずつでも本に親しむ時間を作っていきたいと思います。
*** ご覧いただきありがとうございました ***