こんにちは!
中学受験を進める中で、必ずといっていいほどぶつかる問題の一つが「親が勉強を教えるべきかどうか」です。我が家でも、最初の頃は私が娘に直接教える場面が多々ありましたが、最近はそのスタンスに少し変化が生じてきました。
親が教えるメリットとデメリット
親が教えるメリットは、何といっても子供の理解度に合わせて臨機応変に教えられる点です。特に苦手な単元は、親が一緒に時間をかけて取り組むことで、子供が少しずつ自信を持てるようになることも。
一方で、デメリットも大きいです。子供が「親に教わるのは嫌だ」と感じたり、親がイライラしてしまったり…。特に私の場合、娘のペースが思ったよりも遅いとつい口調が強くなってしまい、勉強そのものに対して娘がネガティブな感情を抱くことがありました。
カリスマ家庭教師が秘策を伝授! 中学受験「算数」教え方のコツ [ 安浪 京子 ]
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プロに任せる安心感
そんな中、最近は塾の先生に任せることのメリットを改めて感じています。プロは、どうすれば子供が理解できるか、どんな声かけが励みになるかを熟知しています。また、親子間の感情的なやりとりがない分、子供も冷静に学べる環境が整います。
もちろん親が全く関与しないのも寂しいので、我が家では親はサポーター役に徹する方針も採用しました。娘が塾で習った内容を振り返りながら「どの部分が分からなかった?」と質問し、一緒に解き直すくらいの距離感を保っています。
親ができることは勉強以外のサポート
勉強を直接教えるのではなく、学習環境を整えることや、精神的な支えになることに力を注ぐようにしています。たとえば、模試の後は「頑張ったね」と声をかけたり、好きなデザートを用意したり…。また、勉強の合間には一緒に散歩をしたり、軽く体を動かして気分転換を図ることも。
親が「正解」を求めないことが大事
親が教えることが良いのか、塾に完全に任せるべきなのか…。どちらにも正解はありません。大切なのは、その家庭の方針や子供の性格に合ったやり方を見つけることです。
私自身、「こうしなければならない」という固定観念に縛られすぎず、柔軟にやり方を変えることの大切さを実感しています。親が焦らず、子供のペースに寄り添うことで、結果的により良い学びの環境を作れるのではないでしょうか。